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ロウ付け [制作のこと]

プラチナとプラチナをくっつける時や
K18イエローゴールドとK18イエローゴールドをくっつける時や
ホワイトゴールドとホワイトゴールドをくっつける時や
あるいは、
プラチナとK18イエローゴールドをくっつける時や
K18イエローゴールドとホワイトゴールドをくっつける時など、
たいていの場合はトーチで炙って少し融点の低いロウを溶かして
本体との合金状態の部分を作って接合します。

金属によって品物本体の溶け崩れる温度が違うので
それぞれの特性に合わせて作業温度とロウの種類を調節します。

プラチナはだいたい800度位から1200度位の温度の間でロウ付けし
ゴールドは700度から900度位の間の温度でロウ付け作業をします。

宝石の付いていないプラチナリングやゴールドブローチなどは
断熱素材のセラミックの上に置いてロウ付けしたり
ピンセットで挟んで空中でロウ付け作業をしたりします。

熱に強い宝石の場合はあまり心配ないのですが、
有機物の真珠や珊瑚や
乾燥によってヒビが入ったりするオパールなどは、
宝石に熱が回らないように注意して作業します。

宝石の付いた指輪をサイズ直しなどでロウ付け作業する時は、
ピンセットで挟んだり断熱板の上に置いたりはしません。
必ず手で持って作業します。
大丈夫かどうかの目安は、目と指で判断します。

宝石が付いている指輪をロウ付けする時は、時間との勝負です。

プラチナやゴールドをトーチで炙り始めてから
完璧なロウ付け作業を終わらせるまでの時間はほんの僅かです。

数秒で1000度近くまで温度を上げます。
5~6秒以上時間をかけているとロウ付け箇所の熱が指に回ってきます。

指輪自体は直径が2センチくらいのものですので
宝石の部分を親指と人差し指で挟んで持つと
ロウ付け作業は指先から1.5センチくらい離れたところで行っています。

プラチナ立爪ダイヤモンド指輪などの場合はまだ作業し易いほうですが、
その場合でも指から1.5センチ先のロウ付け箇所の指輪温度は1000度前後になっています。

ぼやぼやしてたら指のほうに熱が伝わってきて
宝石にダメージが及びます。
ですからその前に速やかに作業を済ませます。

たまにロウが回りきらなくて、もう1~2秒、と余分に炎を当て続けると、
指輪を伝ってきた熱で人差し指と親指が焦げることがあったりします。

タンパク質の焼ける匂いがしてくるのですが、
自分の指が熱いからといって指輪を放り投げてしまうことはできません。
下に落ちて硬い物に当たったりすると宝石が欠けたりする事故が起こりますし、
床の上でそれから数秒も放置されると宝石に1000度近い温度が掛かります。
ですから、耐えて指輪を挟んだまま傍に用意した水に速やかに浸けます。
一度の失敗もしてはなりません。

ネックレスなどの鎖の場合は、
コマが横とくっついてもいい場合は断熱板に置いてロウ付け作業をします。
コマがひとつひとつ離れて動くようにしなければならない場合は、
ピンセットで挟んで空中でロウ付けします。 …





… 今回はこの辺で ・・・


こちらに実制作画像が増えました


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